古い車というのは燃費が悪いものです。その上部品が壊れて修理するとなると、すでに製造販売されていない部品となってわざわざ特注で作ってもらわなくてはならなくなるなどの例もあります。このように維持費が嵩むようになってくると、大抵の人は「今さら燃費の悪い走行距離もあるこんな古い車誰も買わないよね」と廃車にするのではないでしょうか。

h_140ですが、古いからこそ価値のある車もあります。ビンテージカーというものがそれに当たりますが、状態の良いものだと何百万、何千万円と値段がつきます。まして古ければ古いほど残っている個体というものが少なくなってきて希少価値も出てきます。車にさして興味のない人だと「維持費も高いし燃費も悪いしいかにも古くさい時代遅れの車」にしか見えませんが、愛好家にとっては垂涎ものでどれだけお金を積んでも欲しがります。

さらには車にとっても廃車になって命を終わらせられるよりも、必要とする誰かに乗ってもらって走り続けている方が報われるような気がします。

家の倉庫に昔の古くさい車が置いてあって、誰も使っていないし車検も切れていて乗れないしで処分したいと思っている人は、一度信用の置ける車屋さんで査定してもらうと良いでしょう。さらには車種、型番を調べて自分でインターネットオークションを見て調べてみるのも良いと思います。