僕は今年で20歳になりますが、最近ようやく自動車免許を取得することが出来ました。本当なら18歳になるタイミングで免許は取りたかったのですが、当時は大学受験の追い込みなどで忙しくて断念。その後も一年ほどは、大学進学と同時に始めたアルバイトで時間が取れず、結局最近になるまで教習所に通うことは出来ませんでした。
ですが、遅れた分だけ免許取得試験自体は一発で合格。今は下宿生活で、免許取得から生活費まですべて自分のアルバイトで稼いでいる身としては、再試験などでの追加費用が何より怖かったのでひとまず安心しました。
さて、何とか免許を取得した僕ですが、実はその後に乗る車については「当て」がありました。一昨年に他界した祖父が、古いとはいえ「BMW」を残してくれていたのです。ですがいかんせん、15年ほど前のタイプということで、何にせよ乗る前に実車の状態を確認してみることにしたのです。
（参考：会社で使われていた自動車が廃車になりました）
そうするととんでもないことが分かりました。当てにしていたその車は、祖父が他界してからまったくメンテナンスしていなかったらしく、車体に錆が浮き出ており、またエンジンも掛かる状態ではなかったのです。近場の整備工場に持ち込んでまでして確認しましたが、「廃車にするしかない」という結論を得ただけでした。
僕としては、最悪でもこの車を下取りして貰って、扱いやすい国産車を買おうかなと考えていたので、この「廃車にするしかない」状況は正直厳しいものがありました。
幸い、廃車費用だけは祖母が「おじいちゃんと私の不始末だからねぇ」と言って、出してくれましたが、僕の自動車購入については延期するしかなく、相当がっかりしてしまったのです。