自動車というのは日々進化しています。一昔前まではオートマ車というのは存在せず皆ミッション車で、坂道発進が苦手というのはよく聞く話でした。窓はすべて手動で開け閉めして、エアコンなんて付いている車は贅沢な車でもちろんオーディオなんていうものはありませんし、カーナビなんて存在すらしませんでした。ドアミラーもボンネットの横につくフェンダーミラーで、ミラーの角度を変えるにはいちいち車から降りて手動で変えなければなりませんでした。カップホルダーなんていうものもないためジュースを持って車に乗るとずっと持っておかなければならず、不便極まりないものでした。それらがここ数年で改善されていき、手間を省きなんでも自動でできるようになり、車の中も生活空間として快適になるように進化してきました。

エンジンなどでも一昔前までは暖気をしてエンジンを温めなければいけなかったのが、今ではそんな必要もなくエンジンをかけて即スタートが当たり前です。自動車業界も生き残るためにはいかに消費者に沿った改善をしていくかということなので、車もどんどん便利に快適になっていっています。

しかしどれだけ便利、快適に進化していっても物である限り経年劣化や故障からは逃れられません。まして維持をするのにだんだんお金が嵩んでくるようになればそのうち「廃車」という決断を下すようになるでしょう。