水没車

ここ数年は異常気象の年であると言われており、都市部だけではなく日本全体で半端無いくらいの雨が降ることがとても多くありました。ですから、今まで通り慣れていたような道であったとしても、かなり水がたまっていることも珍しく無くなったんです。私もこの間、外出をしていた時に思いっ切り大量の雨が降ってきて、いつも通っている裏道にちょっと深めの水たまりができていました。自分としてはその道のことを熟知しているつもりでしたので、その水たまりに入ったとしてもそれほど大したことはないと思いいつもの走行スピードのまま突撃したのです。そうすると、自分が思っていた以上の水たまりの深さで、そしてその水しぶきの高さもありエンジンが完全に水に濡れて逝きました。

水たまりに突撃したときはまだエンジンの稼働は行われていたものの、それからすぐに変な音がしはじめて車がノックするようになり、数百メートル走った時点で完璧に車が動かなくなってしまったのです。外はまだ大雨が降っているのに車は全く動かない、そして狭い裏道なので後方から来る車の通行の妨げにもなるという状況にはさすがに冷や汗がでてしまいました。とりあえず自分の思い浮かぶ対応策は警察と自動車整備会社を呼ぶことくらいでしたので、まずは警察に連絡をしてからその後に整備会社に連絡をしました。

結局私の車はそのままレッカー移動となり、警察の車で自宅に帰ることに。そして後日、整備会社の方から連絡が来てエンジンは完全に壊れているので、新車に買い替えた方が良いとの話を受けてしまったのです。自分の不注意で深めの水たまりに突撃してしまったので自業自得であるとは思いますが、あんな水たまりのためだけにエンジンが逝ってしまったの本当に悔しく思います。これからもまた大量に雨が降ることは何度もあるでしょうから、今回のようなことが起こらないように深そうな水たまりには充分気をつけるようにします。

もちろん、エンジンが故障してしまった車は、廃車にすることにしました。中古車としての価値はないので、下取りに出しても、処分料をとられることになるのがわかったのです。残念ですが、仕方ありません。私の車は、「水没車」になってしまったのです。
廃車に関して、いろいろとする手続きがあります。すぐに廃車のために動き始めました。面倒ですが、やるしかありません。廃車 手続きはこんな感じで、サイトなどを活用してすぐに準備することができました。水没車も、上手く業者を見つければ、買い取ってもらえることがわかりました。エンジン以外の部分にも、価値があるみたいです。みなさんも、もし車が水没したり、事故や故障でだめになっても、廃車で上手く処理できることを忘れないでいてください。